こんにちは、店主寺尾です。

海のシルバーリング「Whitecap」をモデルチェンジいたしました。



この作品は、元々「和」のイメージで白波をデザインしたかったのですが…

なんかうまくまとまらず、前作が「和」を感じなかったので

モデルチェンジです！

今回はいい感じです


さて、

今更ですが、先月の国際宝飾展にて話題になった「合成ダイヤモンド」。

馴染みの業者さんと盛り上がった話。

「天然ダイヤモンド」と「合成ダイヤモンド」さらに

「キュービックジルコニア」と「ジルコニア」の違いについて、

まだまだ認知度が低く、違いのわからない方が多いみたいですね。

これ、当然全部違うモノです。

この話、長くなりそうですので、次回ブログでお話ししたいと思います。

お楽しみに。


さてさて、

バレンタインも過ぎて、ホワイトデー早割、絶賛受付中です。

ほな、また。

こんばんわ、店主寺尾です。

知人に『「ヒョウ柄」のリング作ってくれ』っと言われ、

ヒョウ柄！？

シルバーでっ！？

…っと思いつつ、作ってみました。



まず絵柄パターン描きます。



モノクロで表現できれば、シルバーでもできるハズ！っと。

白黒やと、ユキヒョウ柄って感じですかね。

このパターンで銀板を切り抜くと…



こんな感じ。

うっ！！　ヒョウ柄に見えへんっ！

だがしかし、

もう一枚の銀板に貼り付けて、オーバーレイってやつですね。



こんな感じ。

…昔のマンガに出てくるチーズっぽいね。

あとはリングにして仕上げます。



ロウ付けしたら、ほらもうリング。

う〜ん、ヒョウ柄というより、ダルメシアン柄やな。


これを…


面取りして研磨して、鏡面に仕上げて、テクスチャを入れたら…



はい、出来上がり。

おおっ！！ヒョウ柄ちゃう！！

ユキヒョウ柄シルバーリングの出来上がり。

これをゴールドで作ったら、ヒョウ柄になりそうです。


なかなか評判がいいので、販売するか検討中


久しぶりの彫金ネタでした。


ほな、また。

こんばんわ、店主寺尾です。

オーダーメイドのご依頼で、よく純銀、純金にこだわる方がおられます。

…わかります。とっても。

せっかく1点ものを作るなら、素材にもこだわって、財産に残るような一生物の品を作りたいですよね。

ただ、誤解の無いように正確な表記をさせていただいておりますが、

銀も金も、地球上にある限り100％の純度のものは存在いたしません。

ちなみにプラチナもそうです。

最高純度は、4N(99.99%)もしくは3N(99.9%)の純度になります。

純銀や純金と表記されている品も、正確には4Nもしくは3Nになります。

貴金属には、必ず純度を示す刻印がいれられるのですが、　

よくテレビやなんかにでてくる純金のインゴット（金塊）にも、よく見ると「99.9％」と刻印があるはずです。

なので、純銀もしくは純金素材でオーダーされた場合、便宜上純金、純銀と呼びますが、

正確には、4N(99.99%)もしくは3N(99.9%)の純度になります。

当店では、素材にはかなりこだわっております。

お客様の誤解の無いように表記する事を心がけておりますが、

不明な点がございましたら、何なりとお尋ねください。

例えば、シルバー925には、銀以外に何が入っているのか？

って気になりません？

当店のシルバー925は、スターリングシルバーと呼ばれる、銀92.5%/銅7.5%の2元銀合金で、
銀以外には「銅」のみしか混ざっておりません。

では、4Nの99.99％以外の0.01％は何なのか？

…調べてみましたが、わかりません。

わかりませんっていうか、難しすぎて理解ができませんでした。

なんやろ、鉱物学になるんかな？

興味がある方は、調べてみてください。

装飾品に使われる貴金属の硬化材とは、別の話です。

気になるので引き続き勉強してみます。

さて、

明日は、いよいよ節分ですね。

今年の恵方は「東北東」です。


ほな、また。